インタビュアー(I): これまで単一のエネルギーが主流だった時代から、MIXエネルギーの時代に移りつつあると聞きました。どのような背景があるのでしょうか?
インタビュー対象者(T): そうですね。これまでは、例えば低周波の機械は低周波だけ、高周波の機械は高周波だけと、それぞれが単独のエネルギーを扱ってきました。そのため、低周波・高周波それぞれの良さや得意な分野を活かすことができましたが、一方で、単一エネルギーでは限界も見えてきているのが現状です。
ここ数年、世界中の展示会を巡っていますが、新しいエネルギー技術の革新といえるものはあまり見られません。ただ、最近注目しているのは、周波数にフォーカスした機器が少しずつ登場していることです。これは、量子物理学の「すべての物質は粒であり波である」という考え方を応用したものですが、まだ市民権を得るには少し時間がかかるかもしれません。
I: 周波数にフォーカスした機械とは、どのような違いがあるのでしょうか?
T: 例えば昔の電話を思い出してみてください。固定電話からガラケー、さらにスマートフォンに進化しましたよね。でも、どれも「電話」というカテゴリには変わりありません。しかし、スマートフォンの登場によって世界が一変したように、WINBACKも従来の高周波機器とは全く違うものなんです。
WINBACKは、単に一部分に熱を与えて血流を良くしたり、組織を柔らかくするだけではありません。それはもう当たり前の機能です。それ以上に、もっとミクロな細胞レベルから、マクロな身体全体の統合的なシステムまでアプローチできる機器なんです。
I: 具体的に、WINBACKの最新モデル「BACK4 AX」ではどのような新しい可能性を切り開いているのでしょうか?
T: 「BACK4 AX」は、これまでの単体の高周波・低周波・中周波を統合し、MIXすることで、これまでの限界を突破しようとしています。新たな境地を切り開くために、これまでアクセスできなかった組織にも的確にアプローチできる機能を多数搭載しました。
例えば、施術をシンプルに行いたい場合もあれば、深く探究したい場合もありますよね。「BACKシリーズ」では、そうしたニーズに柔軟に対応できる設計がされています。また、細胞のエネルギー源であるミトコンドリアレベルへのアプローチや、全身の統合的なバランスを整えることも可能です。
I: 今回「BACK4 AX」は限定モデルが発売されました。その意味と特別なポイントを教えてください。
T:はい。今回、世界で限定100台のモデルがリリースされ、日本にはそのうちの20台を導入することができました。この20台という数は、世界55ヵ国に展開するWINBACKにおいて非常に価値が高いものです。
さらに、今回の「BACK4 AX リミテッドエディション」には限定機能が搭載されています。専用の操作インターフェイスが非常に優れており、世界中で研究されたプロトコルがすでにセットされています。操作画面に従うだけで再現性の高い施術が可能で、さらに今回はオリジナルプロトコルの設定もできるようになっています。この機能は私自身も待ち望んでいたもので、大きな進化を感じています。
I: 最後に、この記事を読まれているエステティシャンや治療家の方に向けてメッセージをお願いします。
T: 「BACK4 AX」は、これまでのWINBACKシリーズの集大成でありながら、未来を見据えた次世代の機器です。新たな施術体験で、これまでにない施術の可能性を感じていただきたいと思います。
ぜひ、この機会に新しい扉を開いてみてください。